遊び心いっぱいの家
WORKS

家族は若い夫婦と2人の子供たち。
1階から2階を楽しみながら行き来できるのぼり棒やはしご。物干しを兼ねたうんていなど、家族みんなで楽しく暮らせるしかけがたくさん詰まっています。 ぐるっとまわれる動線や、クローゼットと物干し場をつなぐランドリーシュートで家事もラクラク!スキップフロアのように、少し高くなった和室の下には蔵収納。荷物がたくさんしまえ、ちょっとした隠れ家にも。OMソーラーシステムで、一年中快適に生活ができる、家族の想いがたくさん詰め込まれた家です。

物件概要

場所/大阪府大東市
設計/山本博工務店
棟梁/濱本周一
現場監督/金澤正人

家づくりSTORY

2012年に竣工した住まい手さまのおうち。
駐車場の一角を利用して、光や風をうまく取り入れ、OMソーラーでエネルギーを極力使わないよう作られています。家族全員が楽しく暮らせる工夫がたくさんつまった家です。 家づくりの思い出を、旦那様にお聞きしました。

阪神大震災を通じて知ったOMソーラー01

神戸に住んでいた頃、阪神大震災が起こり、電気は1週間、ガスは3ヶ月使えない日々があり、とても心細い体験をしました。そのときに、できるだけ電気やガスに頼らない生活をしたいと考えていて、いろいろと調べていたときに太陽熱で暖房ができるOMソーラーを知りました。それから住むならOMソーラーの家がいいと思い、加盟工務店を探し始めました。いろいろな工務店を廻りましたが、最初に訪問したときにいろいろとお話をして、生活動線など住み方についてとても話が合い、山本博工務店で家を建ててもらおうと決めました。

家族全員でアイデアを出し合った家づくり02

家をつくる上でこだわったのは、家族が「楽しく」暮らせる「場」を作ることでした。
私の父親の実家近くの敷地なので、妻と子ども達には慣れない土地での生活になります。新しい生活が少しでも楽しみになるよう、楽しく生活できる「家」にしたい…そう思って、子ども達も含めて家族全員で意見を出しあい、みんなの意見を取り入れて設計してもらいました。私が「のぼり棒」が欲しい、と言うと、それをきっかけにか、妻からも子ども達からもアイデアがたくさん出てきました。今思うと、みんなで家づくりに関わったことは、とても良かったなと思います。

家族に合う、生活動線03

あともうひとつこだわったのは、生活動線です。
帰宅したら、着替えて、うがい・手洗いはリビングに入る前に済ませる。お風呂に入るときは、パジャマを取りに行ってそこで服を脱いで、お風呂に入る…。 服を脱いで、洗濯機で洗い、干す。乾いたら、畳んでもとの場所にしまう。そんなことをイメージしながら、日々生活しやすく、散らからないような生活動線にしてもらいました。服やものがたくさんしまえるWIC、家の特徴のひとつである蔵収納は、とても役に立っています。

家を造る木04

家を造る前に、実際に家に使われる材木を三重県熊野市まで見に行く機会を作っていただきました。
丸太のまま木が集められている原木市場や、組み立てられる前の本物の国産の木を自分たちの目で見ることができ、家が出来上がった際のイメージを膨らませられてとても有意義でした。社会見学のようで、子どもたちも、私たちも勉強になりました。

工事中のこと05

大工さんや職人さんは技術に申し分なく、木の性質を良く理解されていましたし、工事中に近隣から大きな苦情もありませんでした。
新築した場所は、当時住んでいた場所からは離れていたので、現場にはあまり行けませんでしたが、山本博工務店のブログで、日々の進行状況を写真つきで見れたので、家ができあがっていく様子がよく分かりました。

無垢の家での生活06

無垢の木・無垢の床の家はとても気持ち良く、気に入っています。
テーブルや椅子もあるのですが、床に寝転がって本を読んでいます。1階の大きな窓の上は吹き抜けになっていて、吹き抜けの下に寝転がると、2階の板張りの斜め天井まで見えてとても気持ちの良い景色です。 あまり個室にこもらないように考えて設計してもらったので、子ども達もリビングで勉強しています。キッチンもリビングとつながっているので、みんなリビングに集まって団欒しています。
エアコンなしの生活が理想だったので、新築時は取付けなかったのですが、昨年の夏は特に暑くて、2階の寝室には設置しました。冬はOMソーラーの働きのおかげで、玄関に入った瞬間に温かさを感じることができます。 細かいことがを言えばキリがありませんが、コンセントなどの位置は住んでみないと分からなかったと思うことがあります。ですが、妻が細部に渡って考えぬいてくれたので、快適に毎日を過ごしています。